ひーやんの欲張り不動産投資~You Only Live Once

30代後半家庭持ちサラリーマンのひーやんが、一度きりの人生を後悔しないように、不動産投資にチャレンジする体験記ブログ

人生100年時代

YOLO!ひーやんです。

 

「人生100年時代」って最近よく聞きませんか?

 

ご存知の方が大多数だと思いますが、この言葉が普及した発端となった本があります。

 

それが以下の「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略」という本です。

 

 

存在は知っていましたが、私はあまりこういう類の本に興味がないため、スルーしていました。

 

そんなおり、RCマンション見学会後の懇親会で、たまたま一緒になった知り合いの投資家の方が、こちらの本を絶賛されていたので、気になったので読んでみました。

 

結論を言うと

 

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一読の価値あり

 

です。

 

読み応えはありますが、私なりに得るものがありましたので、今回は本に書かれている事の概要の紹介と所感を述べたいと思います。

 

 

3ステージの人生の崩壊

こちらの本には、ジャックとジミーとジェーンの3人の架空の人物の人生が描かれています。

 

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1945年に生まれたジャックは20歳で社会人になり、42年間働き、62歳で引退。70歳で死亡します。

 

「教育」「仕事」「引退」という、私達の想像しやすい3ステージの人生を歩んでいます。

 

ジャックは「引退」のステージが8年と短いため「仕事」のステージで貯めた貯蓄(年収の4%)と国と企業からの年金で「引退」ステージでも、お金の面では苦労しない人生を歩みました。

 

続いて、1971年に生まれたジミー。

 

彼は21歳で社会人になり65歳の引退を望んでいます。

 

ただ、「引退」のステージが20年ある事に加えて、年金もジャックの時代より少なくなっています。

 

そのため、ジャックと同じ生活水準で「引退」のステージを過ごすためには、70歳まで働き、かつ、貯蓄率を年収の13%(10%の貯蓄率でも厳しい)まで上げる必要があります。

 

そうすることで、15年という「引退」のステージをジャックと同じ水準で過ごせます。

 

では、ジェーンはどうでしょう?

 

彼女が「引退」のステージをジャックやジミーと同じ水準で過ごすためには、貯蓄率10%を維持しながら、80歳という高齢になるまで働き続け、ようやく20年の「引退」のステージを歩めることになります。

 

このように3ステージの生き方だと、ジャックよりジェーンは30年長く生きるものの、20年長く働く必要が出てきます。

 

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これを長寿化の恩恵と呼ぶのでしょうか?それとも厄災と呼ぶのでしょうか?

 

書籍の中では「オンディーヌの呪い」を例にとって、以下のように問題提起されています。

 

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フランスにこんな寓話がある。

妖精のオンディーヌは、いびきをかいて眠りこけている夫のバレモンが不貞をはたらいたことに気づいた。

怒り狂ったオンディーヌは、夫に呪いをかけた。起きている間は生きていられるが、眠ればその瞬間に死ぬ、という呪いだ。

パレモンはこれ以降、目が閉じることを恐れて、一瞬の休みもなしに働き続ける羽目になったという。

 

既存の3ステージの人生のモデルのまま、寿命が長くなれば、私たちを待っているのは「オンディーヌの呪い」だろう。

永遠に動き続ける運命を背負わされたパレモンと同じように、私たちはそれこそ永遠に働き続けなくてはならなくなる。

どんなに疲れ切っていても、立ち止まれば生きていけないのだから。

 

無形資産の重要性

3ステージの人生には限界があるため、新しい人生戦略を描く必要があるというのが書籍で提言されているのですが、私が興味をひかれたのは第4章に書かれている「見えない資産」です。

 

「見えない資産」は無形資産の事を指すのですが、私の中で無形資産は「特許」「著作権」「技術」「能力」のように「有形資産」を生み出す源になるような資産のイメージでしたが、書籍の中ではもっと広い視点で分類分けをしていました。

 

それが「生産性資産」「活力資産」「変身資産」です。

 

「生産性資産」はスキルや知識、人脈や評判です。これはわりかし私がイメージしていた「無形資産」に近いです。

 

これは重要だなと思ったのは「活力資産」です。

 

肉体的・精神的健康と心理的幸福感を「活力資産」とし、人生を幸せに歩むために、重要な無形資産と定義されていました。

 

書籍の中ではジャックがこの「活力資産」が低い人物として描かれており、抜粋すると、以下の通りです。

 

ジャックは結婚して家庭を築き、多額のローンを組んでマイホームを買う。社交の範囲は狭まり、つき合うのは近所の人と子供の友達の親くらいだ。バランスの取れた人生を送ることは難しくなってくる。

昇進を目指して仕事に打ち込み、一家の生計を立てるためにお金を稼ごうとする結果、家族や友だちと過ごす時間は減らざるを得ない。

職場と家庭の感情的なエネルギーの流れはマイナスになる。

まだ、子どもが小さいのに、過酷な仕事を終えて帰宅するときはいつも疲れ切っている。こうしてジャックは消耗していく。

~中略~

過酷な勤労期間が続くと活力資産が摩耗しすぎ、生産性資産の価値も次第に低下していく。活力資産が摩滅すると「オンディーヌの呪い」さながらの状況に陥る恐れがある。

 

・・・ジャックと自分がダブって仕方ありません。

( ̄_ ̄|||)

 

最後に「変身資産」。

 

こちらの資産は人生の途中で変化と新しいステージへの移行を成功させる「意思」と「能力」を指します。

 

所感

私がサラリーマンをやりながら不動産投資を始めたのは「オンディーヌの呪い」をとき、3ステージの人生から脱却したかったからかもしれません。

 

不動産投資をやり始めてから、私も少し「オンディーヌの呪い」がとけ、心理的幸福感が増している気がします。

 

 

土地から新築企画のスキルも獲得し、不動産投資の知識も増え、人脈も築くことで「生産性資産」は明らかに増えました。

 

ただ、ちょっと「活力資産」が減っているような気がしますね。まぁ、本業激務で睡眠時間削りまくって不動産投資&ブログ執筆活動をしているため、少しづつですが、やっぱり体に無理が出てきています。

 

私の父は40歳頃に亡くなったのですが、残された妻(母)や子供(兄、私、妹)は非常につらい思いをしました。金銭面よりも、精神面で。

 

そんな思いを自分の妻や娘たちにさせたくない気持ちから、健康のために30歳頃から筋トレやランニングを始め、習慣化しましたが、さすがに、本業から帰ってきて、不動産投資活動して、ブログ書いて、深夜の1時頃から筋トレしたり、走り出すのは逆に寿命が縮まってしまう気がしてきました(笑)

 

気付けば、もう少しで逝ってしまった父の歳に達します。

 

私自身の時間をすり減らすのは全然構わないのですが、その結果、健康を害して、「人生100年時代」と言われている中、40歳くらいでポックリと早死してしまうのはただの阿呆ですな。

゛(6 ̄  ̄)

 

今後はもう少しバランスをとりながら、無形資産、特に活力資産を築くために、力を注いでいきたいと思います。