宅建士

宅建士資格は必要か?

YOLO!ひーやんです。

 

YOLOは「You Only Live Once(人生は一度きり)」の略語なのですが、ブログに「色」をつけたくなったので挨拶文として使っていこうと思います。

※違和感バリバリですが、いつかは慣れるかと思いますのでご堪忍を(笑)

 

さてさて、今回は週末なので体験記は一休みです。

 

実は最近そろそろ始めないとまずいなぁと考えている事があります。

 

それは

 

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 宅建士資格の勉強

 

です。

 

資格と免許

私は本業がITコンサルタントという事もあり、情報処理関連の資格は6つ程、保有しています。

 

ただ仕事では「資格を持ってて良かったぁ(゚∀゚)」みたいな事は、ほとんど感じた事がありません。実務で得た知識・経験に勝るものはないですからね。

 

そもそも「資格」とは「知識や能力を有する事を証し立てるもの」を指します。

 

資格がなくても仕事はできますし、資格取得の過程で得た知識なんて、仕事で使わなければ、あっという間に忘却の彼方へ消え去ってしまいます。

 

その割には、勉強時間が100時間~500時間かかるため、資格取得のために投下した勉強時間に対する実務へのリターンが非常に悪いときたもんです。

 

一方、「免許」というのは、「一般に禁止されている行為ができる権限があること」を指します。

 

そのため、「免許」獲得の条件となる「資格」については取得が必須となります。

 

例えば、私の妻は薬剤師なのですが、「薬剤師免許」を取得するために「薬剤師国家資格」を4年もかけて取得しています。

 

宅建士資格の必要性

宅建士(宅地建物取引士)は、宅建免許(宅地建物取引業免許)を取得するために必要な国家資格です。

 

宅地建物取引業を営む場合は宅建免許が必要で、宅建士の資格取得が必須となります。

それでは、不動産投資改め不動産賃貸業に宅建士の資格は必要か?と言われると、答えは

 

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となります。

 

そうなんです。不動産賃貸業を営む場合は宅建免許は不要ですので、宅建士の資格も不要なのです。

 

不動産賃貸業を営むにあたっての宅建士の資格取得は「知識や能力を有する事を証し立てるため」にしかならず、投資対効果が悪すぎるのです。

宅建士資格にチャレンジする理由

「免許」の獲得を目的としない「資格」の取得については「知識や能力を有する事をアピールする必要がある」場合においては、有用です。

 

例えば、就職活動です。

 

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資格を保有していると「知識や能力を有する」と判断される事はもちろん、「向上心があり、資格取得のために努力ができる人」という評価につながります。

 

私もITコンサルタントを就職先にしようと考え始めてから、学生時代に医療系ベンチャーの仕事をしながら、3つの情報処理資格(基本情報処理、応用情報処理技術者、ネットワークスペシャリスト)を取得しました。

 

医療系ベンチャーでの業務実績と情報処理資格を有していた事を就職活動でアピールした事で、複数の会社から内定を頂くことができました。

 

では、私が宅建士資格を取得して、「不動産の知識や能力を有している事」をアピールして、東急リバブル等の不動産屋に転職活動をしようしているのかというと、そうではありません。

 

私の宅建士資格の取得の目的は、保有する合同会社に対する金融機関の定性評価の向上となります。

 

宅建士資格の有用性

今年(2019年)の3月に金融庁が「投資用不動産向け融資に関するアンケート調査結果」を発表しました。

 

https://www.fsa.go.jp/news/30/20190328_summary.PDF

 

かぼちゃの馬車問題で、多くのサラリーマン投資家が悪徳業者に騙され、返済不能な借金を負ってしまった事は記憶に新しいかと思います。

 

「知識や能力を有しない」投資家への融資は非常に厳しくなっている状況ですので、今後、規模を拡大するにあたっては「知識や能力を有する」事を金融機関にアピールする必要があります。

 

アピールするために必要なのは「実績」と「資格」だと考えています。

 

「実績」については、昨年(2018年)、合同会社ひーやんエステート(仮称)を設立し、賃貸経営の営むようにしています。

 

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加えて、合同会社の社員である私と代表社員の妻が宅建士の「資格」を保有する事で、金融機関へ「知識や能力を有する」事をアピールする事ができると考えたのが、宅建士資格を取得しようと思ったきっかけとなります。

 

現在の宅建士資格の勉強状況

さて、、、ここまでつらつらと書いてきましたが、実はワタクシひーやんの宅建士資格の勉強時間は現時点(6/1)で0時間です。すみません(笑)

 

妻は、5月中旬に宅建士資格の教科書が届いてからボチボチ勉強を始めていますが「つまんねぇ、つまんねぇ」とブゥブゥブゥブゥ言っています。

( ̄3 ̄)=3

 

まぁ、正直、宅建士資格を取得したからと言って、金融機関にどのように評価されるのかは、全くわかりませんし、無駄なのかもしれません。

 

土地から新築で進めると積算割れが甚だしく、BSも毀損してしまうので、宅建士を保有しているか否かなんて、誤差に過ぎないレベルだとも思ってはいます。

 

ただ、、、今、自分にやれる事を愚直にやっていく。その積み重ねが重要だと思います。合同会社設立も、宅建士資格もその一つに過ぎません。

 

時間は有限です。やらなくて後悔するかもしれないと思ったら、やってしまうべきでしょう。

 

そう、「You Only Live Once(人生は一度きり)」ですから

(*^ー゚)b

 



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