築浅・新築建売

クレーマー

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安さが取り柄の新築アパートに後ろ向きな気持ちながらも、同一規格のアパートの物件見学にいく事に。物件の近くに車を停め、現地へ。

 

妙○寺駅から徒歩6分という良さげ立地なのに、今年の夏に竣工したアパートという事で、タイミングの問題なのか、まだ満室には至ってないらしく6戸中2戸が空室の状態。

 

まずは、一階の16平米ロフトつきのワンルームへ入ってみると16平米は案外狭い。12平米のユ○○トだと、本当に厳しいものがあるだろう。

 

その後、2階の部屋へ移動するため、外階段を登っていくと、向かいの戸建てのじいさんと遠目に目が合った。軽く会釈をしたが、プィっとそっぽを向かれてしまった。。。感じ悪っ。。。

 

まぁ、気にせずに2階の部屋の見学。靴を脱いで上がってみると、部屋の中央に蜘蛛の死骸が2匹。これはなかなか印象が悪い。私も妻と二人暮らしのために賃貸物件の見学をした時に、ゴキブリの死骸が転がっていた時にはゲンナリしたもんだ。

 

ひーやん「自分が賃貸人じゃなくて良かったですねー」

 

草食業者さん「そうですね。これは印象が悪くなりますね」

と会話をしながら、2Fの部屋の見学終了。アパートに面する路地に出て、帰路に着こうとした瞬間

「おいっ!!!」

と、後ろから大きな声で呼び止められた。振り返ると、さきほど目があった向かいの戸建てのじいさんである。

じいさん「あんた、加藤さんだよな!?あんたは、次の居住者かい!?」

 

草食業者さんを加藤さん、私を次の居住者と思っているらしいが、人違いである。

※草食業者さんは加藤さんではない。

 

じいさん「あんたさぁー、建てる時に言ったじゃないか、2階の通路には大きな柵をつけるから、居住者と顔を合わせることないってさぁ」

草食業者さん「あ、いや、私は、、、」

 

じいさん「さっきもこの人(ひーやん)とバッチリ目があったよ!!プライバシーも何もあったもんじゃないよ!!ひどいじゃないか!」

 

草食業者さん「私は○○で、加藤ではないです。人違いですよ」

 

じいさん「・・・・でも、加藤さんと関係あるんだろ?2階の空き部屋を見てたじゃないか!!」

 

草食業者さん「いえ、縁もゆかりもありません(キッパリ)

 

じいさん「・・・そ、そうかい。。。困ってるんだよ、加藤さんはさぁ・・・・・」

 

と加藤さんと言われる人の愚痴を数分聞かされ、草食業者さんと共に、終始、話に相槌を打ち、共感する事で、最後は笑顔でじいさんとお別れをした。クレーマー対応はこうするしかない。

ひーやん「私が賃貸人じゃなくて良かったですねー(笑)」

 

草食業者さん「本当、私もエイブルの営業じゃなくて良かったです(笑)」

いやぁ、近隣住民までリスクとして考えないといけないとは、本当に不動産投資は奥が深いなぁ。

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